ＮＢＡウォリアーズのイグダーラは残留　クリッパーズのレディックは７６ｅｒｓへ

ウォリアーズ残留が内定したイグダーラ
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　ＮＢＡファイナル優勝に貢献したウォリアーズのフォワード、アンドレ・イグダーラ（３３歳）が３年４８００万ドル（約５３億８０００万円）で同チームとの契約延長に合意。ＦＡ選手としてスパーズ、ロケッツと交渉したが結局、ウォリアーズのオファーを受け入れて残留が内定した。

　イグダーラはベンチ・プレーヤーながら１５年のファイナルではシリーズのＭＶＰ。昨季は７６試合に出場して平均７・６得点、４・０リバウンドをマークしていた。守備力もあり、数字に表れない部分での貢献度が高くＦＡ交渉の行方が注目されていた。

　ウォリアーズではこの日、控えフォワードのデビッド・ウエスト（３６歳）もベテラン最低年俸の２３０万ドル（約２億６０００万円）で１年契約に合意。前日にはガードのショーン・リビングストン（３１歳）も契約延長に合意しており、現段階では優勝メンバーの流出はくい止められている。

　一方、クリッパーズの先発シューティング・ガードとして活躍してきたＪ・Ｊ・レディック（３３歳）は１年２３００万ドル（約２５億８０００万円）で７６ｅｒｓとの契約に合意。セルティクスのフォワード、アミール・ジョンソン（３０歳）も１年１１００万ドル（約１２億３０００万円）で７６ｅｒｓを選択。若手中心の７６ｅｒｓに実績のある２人のベテランが加入することになった。

　なおキャバリアーズは昨季レイカーズとホークスに在籍したスペイン出身のガード、ホセ・カルデロン（３５歳）との契約に合意。７６ｅｒｓ時代の２０１３年シーズンに新人王となり、昨季はブルズでプレーしたガードのマイケル・カーターウィリアムス（２５歳）はホーネッツとの契約に合意した。