錦織に難敵ズラリ　勝ち進めば４回戦チリッチ、準々でナダル戦

３日開幕ウィンブルドン

本番コートで調整する錦織
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　テニスのウィンブルドン選手権（３日開幕、ロンドン）の組み合わせが３０日に決まり、男子シングルス第９シードの錦織圭（２７＝日清食品）は順当に勝ち進むと４回戦で世界ランキング６位のチリッチ（２８＝クロアチア）、準々決勝で同２位のナダル（３１＝スペイン）と対戦する厳しい組み合わせ。チリッチとは昨年大会の４回戦で途中棄権して敗れるなど３連敗中。ナダルは３年ぶりに全仏を制している。

　錦織は１回戦では同１０５位のチェッキナート（２４＝イタリア）と対戦する。前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン２回戦では左臀部（でんぶ）を痛めて途中棄権したが、この日は試合会場となるオールイングランド・クラブの本番コートで調整。同１５位のリュカ・プイユ（フランス）を相手に軽快な動きを見せ患部を気にする様子はなかった。

　また、杉田祐一が同２３０位のクライン（英国）、同８９位のダニエル太郎（エイブル）が同１１８位のククシュキン（カザフスタン）と１回戦で対戦する。