藍、引退表明後初のメジャーへ決意「攻め切らなきゃいけない」

[ 2017年6月30日 05:30 ]

全米女子プロ選手権に向け調整する宮里藍
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 米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子プロ選手権は29日(日本時間同日)から米イリノイ州オリンピアフィールズのオリンピアフィールズCCで開幕する。今季限りでの引退を表明後、初のメジャーに挑む宮里藍(32=サントリー)は開幕前日の28日、大会を中継する衛星放送「WOWOW」の単独インタビューに答えて意気込みを示した。

 ――オリンピアフィールズCCの印象は?

 「トータルでいろんなことが求められるコース。ショットもパットもグリーン周りもタフ。飛ばなくても精度で勝負できるホールもある。フェアなセッティングだと思う」

 ――引退を発表して気持ちは変わった?

 「全然何も変わらなくて自分自身が驚いている。もう少しプレーするということもあって興奮状態ではない。いつものルーティンをキープできている」

 ――気持ちはプレーに出ている?

 「一つ一つの瞬間が自分にとっては最後なので丁寧により集中してできている。ベストを尽くさなければいけないので楽しいし、今週もいい意味でいろんなことにチャレンジできると思う」

 ――どこに気をつけたら上位にいける?

 「グリーン上の勝負になる気はするけど攻め切らなきゃいけないところは攻め切らなきゃいけない。あとはグリーンを取りこぼした時にパーを拾えるか。自分のショートゲームの良さを生かしたい」

 ――意気込みを。

 「スコアは予想がつかないのでフラットな状態で挑みたい。でも、できるだけアグレッシブに頑張りたい」

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2017年6月30日のニュース