白鵬 歴代最多1047勝超えへ気迫たっぷり、連続優勝で更新だ

[ 2017年6月28日 05:30 ]

7月9日初日名古屋場所

名古屋場所に向け、稽古する横綱白鵬
Photo By 共同

 元大関・魁皇(現浅香山親方)の歴代最多勝利1047勝を見据える白鵬が、気迫たっぷりに動き始めた。朝稽古では四股などの基礎運動を終えるとパワーバッグやケトルベルで負荷を上げてすり足を行い、何度も土俵を往復。うなり声を上げて下半身をいじめた。

 夏場所に38度目の優勝を全勝で飾り、魁皇の記録まで残り11勝と迫った。「39回目の優勝を目指すことになれば自然と(元横綱・千代の富士の)1045勝、1047勝と通算勝ち星は見えてくると思う」。2場所連続優勝での記録更新を見据えている。

 実力を認める高安が大関に昇進して注目が高まる今場所。横綱は「先場所は(勢いある)高安を止めたから賜杯に届いた。お互いに盛り上げていければいい」と意気込んだ。

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