張本 元世界1位撃破 次戦は世界3位許キン 中国オープン

[ 2017年6月23日 05:30 ]

張本智和
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 卓球の中国オープンは22日、中国・成都で男女の各種目が行われ、男子シングルス1回戦で張本智和(エリートアカデミー)が元世界ランキング1位のウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)を4―3で下し、2回戦へ進出した。女子シングルスは平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)が1回戦突破。ダブルスでは男子の張本、木造勇人(愛知・愛工大名電高)組らが1回戦を突破しベスト8入りした。

 13歳の張本が大ベテランを倒した。元世界1位で現在は12位の41歳、サムソノフを撃破。国際卓球連盟のフェイスブックは「13歳がレジェンドに大逆転」と伝えた。張本は18日に日本を出発した際に「格上に一人でも多く勝ちたい」と話していたが、有言実行の勝利となった。23日の2回戦では世界3位の許キンと対戦する。世界選手権の準々決勝で敗れた雪辱を期して臨む。

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2017年6月23日のニュース