WTB山田章仁 2戦ぶりの先発復帰決まる アイルランド第2戦登録メンバー23人を発表

[ 2017年6月22日 19:24 ]

24日のアイルランド戦先発が決まり、練習でボールを追うラグビー日本代表のWTB山田章仁(左端)
Photo By スポニチ

 ブレイディ魂でアイルランドをぶっ潰す!ラグビー日本代表は22日、今春最後のテストマッチとなる24日の「リポビタンDチャレンジカップ2017」アイルランド第2戦の登録メンバー23人を発表。10日のルーマニア戦で左太腿裏を痛めていたWTB山田章仁(31=パナソニック)は、2戦ぶりの先発復帰が決まった。東京都内での練習後、取材に応じた山田は「春先から(代表活動を)やってきた中で一番大きなターゲットにしてきた。集大成で形にしたい」と必勝を誓った。

 前日21日はオフだったため、来日中のNFLペイトリオッツのQBトム・ブレイディが開いたクリニックに参加。クリニック後、報道陣に交じって間近で生の声も聞いたといい「世界の一流の選手を目の前の生の声で聞けて、予想していた以上に自分の心に響いた」と感銘を受けた様子だった。

 2012年にはアメフトとの二刀流で話題を呼んだ山田だが、琴線に響いたのはアメフトの技術論よりもメンタル論だったようだ。39歳にして、いまだNFL史上最高の選手と名高いブレイディは「フィジカルもメンタルもピークがあるが、総合的にはまだまだ伸ばせる。年齢よりも思いの方が大事」と話したそうで、ラグビー選手としてはベテランの域に入ってきた自身に重ね合わせ、「まだまだ若いですよ」と笑った。

 もちろん、それを証明するのが2日後の試合であることは他ならない。バックスでは最年長の31歳。経験値も気持ちの若さも全て出し切り、歴史的勝利を掴んでみせる。

続きを表示

2017年6月22日のニュース