13歳・張本智和 元世界ランク1位のベテランを撃破 2回戦は世界3位の許キン

[ 2017年6月22日 21:33 ]

張本智和
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 怪物がベテランを粉砕した。卓球のワールドツアー、中国オープンは22日、中国・成都で行われ、男子シングルス1回戦で世界ランク39位の張本智和(13=エリートアカデミー)が、元世界1位で現12位のウラジーミル・サムソノフ(41=ベラルーシ)を4―3で撃破した。

 張本は世界選手権の2回戦で水谷隼を破って、史上最年少で8強に進撃。荻村杯ジャパン・オープンでは予選で敗れて本戦に出場できずに悔し涙を流したが、「荻村杯ではいい結果を残せなかったので、格上に1人でも多く勝てるように頑張りたい」と気合を入れていた今大会は、有言実行の白星だ。23日の2回戦では世界選手権の準々決勝で負けた世界3位の許キン(27=中国)と再び激突する。

 27日に14歳の誕生日を迎える張本にとって、今大会は13歳ラスト舞台。世界ジュニア史上最年少金メダル、世界選手権8強など充実の13歳を、快進撃で締めくくる。

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2017年6月22日のニュース