世界一のHIDEKIへ 松山、ランクも賞金も日本人最高2位

[ 2017年6月20日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン最終日 ( 2017年6月18日    米ウィスコンシン州エリン エリンヒルズ=7845ヤード、パー72 )

全米オープンゴルフ 18番ホールの松山英樹(AP)
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 松山が世界最強の称号を手にする日は、確実に近づいた。主要3つのランキングでいずれも2位まで順位を上げ、“キングの座”に王手をかけている状態だ。

 各国ツアーのトーナメントを格付けし、ポイントを与えて順位付けする世界ランキングは前週まで4位だったが、今大会で50ポイントを獲得し、自身の日本勢史上最高を更新する2位に上がった。また、賞金105万12ドル(約1億1700万円)を獲得。今季の獲得賞金は594万5990ドル(約6億6000万円)となり、1位のD・ジョンソンとの差を約41万ドル(約4500万円)まで縮めた。

 さらに、積算ポイント制のフェデックスランキングもJ・トーマスと入れ替わり2145点の2位に浮上。2270点でこちらもトップのジョンソンを追い掛ける位置につけている。同ランキングは米ツアーのシーズン終了後、1位の選手が1000万ドル(約11億円)の高額ボーナスを手にする実力者評価レースだ。

 7月20日には世界最古のメジャー、全英オープン(ロイヤルバークデールGC)が開幕する。13年の6位が過去最高の大会制覇へ向け7月6日開幕のアイルランド・オープンに出場。英国の「リンクス」の予行演習を経てから本番に挑む予定だ。「スイング、ショットに関してはだいぶいい感じのものがつかめそうな雰囲気を感じている。あまり休まずに練習をしたい」と世界の頂点を見据えていた。

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2017年6月20日のニュース