リオ銀メダル組が苦杯 樋口、太田ともに世界選手権代表逃す

[ 2017年6月19日 05:30 ]

レスリング全日本選抜選手権最終日 ( 2017年6月18日    東京・代々木第2体育館 )

レスリング日本選抜最終日男子フリー61キロ級プレーオフ 樋口黎(左)と対戦する中村倫也
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 男子ではリオ五輪銀メダリストがそろって苦杯をなめた。フリー61キロ級では樋口が決勝、代表決定戦と同世代の中村に連敗を喫し「大事なところでタックルを返されたのが敗因」と悔しさを募らせた。男子グレコローマン59キロ級では太田も決勝で敗退。日体大の後輩の文田に残り1分から逆転を許し、初の世界選手権出場は果たせなかった。

 ▼男子グレコ59キロ級文田健一郎 太田選手を追いかけて自分もステップアップできる。自信とプライドを持って戦ってきたい。(2月にキューバの国際大会で敗れた太田に雪辱して21歳で初代表)

 ▼男子フリー61キロ級中村倫也 個人戦で樋口に勝ったのは中学以来。一つの壁を越えられた。(昨年受けた右肩の良性腫瘍除去手術を乗り越え、1学年下のメダリストを退ける)

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2017年6月19日のニュース