平野美宇 準決勝進出ならず 世界ランク5位の陳夢に完敗「バックハンドを打つ前に終わった」

[ 2017年6月17日 18:57 ]

準々決勝で敗れた平野(右)
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 卓球の荻村杯ジャパン・オープン第4日は17日、東京体育館で行われ、女子シングルス準々決勝で世界選手権銅メダリストで世界ランク7位の平野美宇(17=エリートアカデミー)は、同5位の陳夢(中国)に0―4で敗れた。

 平野が3―0で勝利した4月のアジア選手権決勝以来の再戦。「勝つのが目標」と気合を入れていた「ハリケーン・ヒラノ」だったが、リベンジに燃える強豪に屈した。

 日本勢48年ぶりのメダルを獲得した大舞台から2週間足らず。「モチベーションが大丈夫かなと思ったけど、日本ですぐにみなさんに見てもらえる。応援してもらえるのは嬉しいし、勝つところをお見せできるよう頑張りたい」と気持ちを切り替えて今大会に臨んでいたが、13年の福原愛以来となる日本勢4年ぶりのタイトルには届かなかった。

 ▼平野美宇の話 自分のペースになるところがあまりなかった。(得意の)バックハンドを打つ前に終わってしまった。相手が自分のプレーをさせないようにしてきた時に崩れてしまうので、そこで崩れないように強い選手になりたい。(今後は)W杯(10月、カナダ)があるので、そこで連覇できるようにしたい。

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2017年6月17日のニュース