稀勢の里、高安にスタミナ勝ち!7月名古屋場所へ「悪くない」

[ 2017年6月17日 05:30 ]

約3カ月半ぶりに高安(右)と三番稽古を行った稀勢の里
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 左上腕付近の負傷で夏場所を途中休場した横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が16日、東京都江戸川区の同部屋で弟弟子の新大関・高安(27)と13番、相撲を取った。高安と胸を合わせるのは春場所前の3月上旬以来、約3カ月ぶり。右小手投げで土俵を割るなどいきなり4連敗したが、終盤は右上手を引きつけての寄りなどで7連勝とし、8勝5敗で終えた。

 休場後に関取と稽古をしたのは、阿武松部屋で幕内・阿武咲を相手にした15日が初めて。再開2日目で大関と胸を合わせることになったが「悪くない。昨日よりだいぶ感触はよかった」と話し、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けて手応えは十分。患部にテーピングがなく「筋肉もだいぶいい。何もしてないから(スタミナは)有り余っている」と満足げだ。

 横綱の胸を借りた高安は「いい稽古になった。肌を合わせて組んでいるだけで体に効く」と収穫を得た様子だった。

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2017年6月17日のニュース