吉田沙保里 2020年東京五輪に向け進退の明言避ける

[ 2017年6月16日 19:14 ]

 レスリング女子で五輪4連覇を狙った昨夏のリオデジャネイロ五輪で銀メダルに終わり、その後休養を続ける吉田沙保里(至学館大職)が16日、東京都内でヨネックススポーツ振興財団の表彰式に出席した。2020年東京五輪に向け、進退の明言を避け「選手兼(日本代表)コーチの立場として、もし出られなくても何らかの形で協力したい」と語った。

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長が「(東京五輪を狙うためには)来年中に(去就を)決めた方がいい」とアドバイスを送ると、吉田は「まだ、余裕がありますね」と笑顔で応じた。世界選手権(8月・パリ)については日本代表に同行する予定で「全部の試合を見られるので楽しみ」と話した。

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2017年6月16日のニュース