セルティクスの名センター、ビル・ラッセル氏に功労賞

[ 2017年6月16日 14:57 ]

特別功労賞に選ばれたラッセル氏(左)とデュラントが握手を交わす
Photo By AP

 NBAのシーズンMVPなどの各表彰部門は26日に一括して発表されるが、それに先だって生涯の業績を評価する「特別功労賞」が決定。セルティクスの元センターで、アフリカ系アメリカンとしては初の監督も務めたビル・ラッセル氏(83)が選出された。

 2メートル8の同氏はサンフランシスコ大時代に全米大学選手権で2度優勝。1957年から13シーズン、セルティクス一筋にプレーし、963試合に出場して平均15・1得点、22・5リバウンドという成績を残していた。シーズンMVPは5回。ファイナル制覇は実に11回を数え、大学、NBA、そして五輪(56年メルボルン五輪)の3大タイトルを制覇した最初の選手になった。66年からは監督兼選手として3シーズン在籍。69年シーズンを最後に現役は引退し、その後スーパーソニックスやキングスでも指揮を執った。

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