元旭天鵬友綱親方 本格指導開始「個性見極め教えていきたい」

[ 2017年6月14日 05:30 ]

稽古を終え、弟子たちと記念写真に納まる友綱親方(後列中央)
Photo By 共同

 大相撲の友綱部屋を11日付で継承し、モンゴル出身初の師匠となった元関脇・旭天鵬の友綱親方が東京都墨田区の同部屋で本格的な指導を始めた。

 上がり座敷の中央に初めて座った42歳の新米師匠は「景色が違った。全部を見渡せる」と責任者の立場を実感。一方で稽古場に下りて力士に助言するのはこれまでと同じだった。これから入ってくる弟子には「鵬」を付ける可能性を挙げ、希望者がいれば「旭天鵬」の名を与える意向もある。「力士の個性をうまく見極めて教えていきたい」と表情を引き締めた。

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2017年6月14日のニュース