桐生10秒台でも満足感「いい経験できた」「進化している」

[ 2017年6月9日 04:04 ]

陸上ダイヤモンドリーグ第4戦、ゴールデンガラ ( 2017年6月8日    イタリア・ローマ )

ダイヤモンドリーグ第4戦、ゴールデンガラの男子100メートルで6位だった桐生(AP)
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 男子100メートルで日本人初の9秒台が期待されたが、結果は10秒18で6位。それでも3度目となった世界最高峰とされるリーグで3度目のレースを終えた桐生の顔には満足感が漂っていた。

 「世界のトップ、それもトップの中のトップと走れて、いい経験ができた。上位の4人の力は抜けていて、もっと力を着けなければと思ったけど、こういうメンバーと走って、力まずにいけたのはよかったと思う」

 タイムばかりが注目される中で「タイムより勝負をしたかった」という桐生。夢の9秒台は持ち越しとなったが「条件さえ整えば(9秒台は)出そうだし、どんな人と走っても10秒1台は出ているので進化していると思う」と胸を張った。

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