錦織、3年連続16強なるか?4大大会初の日韓対決は雨天中断、順延に

[ 2017年6月4日 02:11 ]

男子シングルス3回戦で韓国の鄭現と対戦した錦織圭(AP)
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 テニスの全仏オープン第7日は3日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング9位の第8シード、錦織圭(27=日清食品)は世界67位の鄭現(21=韓国)と対戦。錦織の7―5、6―4、6―7、0―3の第4セット途中で降雨のため試合は中断となった。その後も雨が降り続き順延となった。

 4大大会では初の日韓対決。21歳の新鋭を相手に錦織は第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功。ところが、第8ゲームに自信のミスが続いてブレークバックを許してしまう。だが、第10ゲームで相手にセットポイントを握られるピンチをしのぐと、続く第11ゲームをブレーク。第12ゲームは4度のジュースの末にキープし、7ー5でものにした。

 第2セットは互いに最初のサービスゲームをキープして迎えた第3ゲームでブレークに成功したが、すぐにブレークバックを許してしまう。それでも、丁寧につないでミスを減らす戦術に切り替え、第9ゲームでブレーク。そのまま6―4で押し切った。

 第3セットは互いにサービスゲームをキープする展開。錦織は第3、第9ゲームとブレークのチャンスを逃すと、6―6からのタイブレークを4―7で落とし、このセットを失った。

 続く第4セットは第1でブレークを許す苦しい立ち上がり。0―2からの第3ゲームでもブレークを許した錦織がラケットをコートに叩きつけて折り、警告を受けるシーンも…。ここで雨が強くなり、試合は中断された。錦織は勝てば3年連続の16強入りとなる。、

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2017年6月3日のニュース