高校2年ペア「みまひな」女子ダブルス16年ぶりメダル獲得

[ 2017年6月3日 05:30 ]

卓球世界選手権個人戦第5日 ( 2017年6月2日    ドイツ・デュッセルドルフ )

女子ダブルス準々決勝で香港ペアに勝利した伊藤(右)、早田組
Photo By 共同

 16歳のフレッシュな高校2年ペアが念願のメダルに到達した。伊藤、早田組が香港ペアにストレート勝ちで01年大阪大会の武田・川越組以来、16年(8大会)ぶりの女子ダブルスの表彰台を決めた。昨年の世界選手権団体戦やリオデジャネイロ五輪ではメダルを獲っている伊藤も、個人戦では初めて。「2001年以来のメダルというのも凄いと思うけど、目標だったメダルを獲ったことの方が大きい。みんなで獲るのとは、またうれしさが違う」と喜んだ。

 同い年だが、本格的にペアを組むのは今年からだ。伊藤はこれまで平野との「みうみま」ペアで数々の最年少記録をつくってきた。知名度で劣ってきた早田は「みうみまに追い付くところからスタートした。2人がいなかったら、今私はここにいない」と謙虚に話した。

 伊藤が相手を惑わせ、早田が強打で仕留める攻撃は破壊力十分。シングルス4回戦で敗れた後に臨んだ伊藤は「気持ちを切り替えて臨んだ。もっともっと上の、いい色のメダルを持って帰れるように」と意気込んだ。

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2017年6月3日のニュース