太陽誘電7勝目、単独2位 日本女子ソフトボールリーグ

[ 2017年5月29日 05:30 ]

 第50回日本女子ソフトボールリーグ(スポーツニッポン新聞社後援)は28日、栃木県総合運動公園硬式野球場などで6試合が行われた。太陽誘電はエース藤田倭(26)がシオノギ製薬打線を1点に抑えて、7勝目。2位で並ぶトヨタ自動車が首位のビックカメラ高崎に敗れたため、太陽誘電が単独2位となった。伊予銀行は15安打を放ちながらホンダに7―10で敗れた。

 《前日KOの雪辱、藤田1失点完投》太陽誘電エースの藤田が意地を見せた。前日のホンダ戦では1回3失点でKOされたが、この日は「昨日は良くなかったが、今日は立ち上がりが良かった」とシオノギ製薬打線を3回までピシャリ。4回は数原に左中間本塁打を浴びながらも「制球が良かった。思ったボールが投げられた」と完投勝利に白い歯がこぼれた。山路典子監督は「藤田は昨日の反省を生かし、しっかり修正できていた」と話した。

 《10失点逆転負け》伊予銀行は投手陣が崩壊し、ホンダに悔しい逆転負けを喫した。3点をリードされた2回に照喜名の左中間二塁打など6安打を集中し4―3と一時は逆転。しかし、投手陣が持ちこたえられずに打ち込まれて再度リードを奪われた。両チーム合わせて4本塁打を含む27安打の乱打戦。敗れた秋元理紗監督は「投手陣が打たれすぎた。打ち合いになるとは想定していたが、10点は取られすぎ」と2桁失点におかんむりだった。

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2017年5月29日のニュース