日本 1点差で銀も手応え 車いすラグビージャパンパラ大会

[ 2017年5月29日 05:30 ]

オーストラリア戦に出場した車いすラグビー日本代表初の女子選手、倉橋香衣(中央)
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 車いすラグビーのジャパンパラ大会最終日は千葉ポートアリーナで行われ、リオ大会銅メダルの日本は3位決定戦でオーストラリアを69―55で下して決勝へ進出。決勝ではリオ銀の米国と対戦したが、大接戦の末51―52で敗れ、ケビン・オアー新監督就任後初めての国内戦でタイトル獲得はならなかった。

 残り0・6秒で同点に追いつく可能性もあった日本だが、結果的には1点差の敗戦。直前の米国遠征で3勝1敗と勝ち越した強敵に、今大会は4連敗となった。池主将は「判断力の差が結果になった。でも、一つ一つのラインアップ(選手の組み合わせ)の役割が明確になって、チーム力は上がっている」と手応えをアピール。オアー監督は「倉橋ら新しいプレーヤーが経験を積んだのが大きい。チームはまだ成長していく」と期待した。

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2017年5月29日のニュース