サクラフィフティーン候補28人を発表 7人制リオ五輪代表からも選出

[ 2017年5月24日 17:16 ]

 日本ラグビー協会は24日、6月に欧州強化遠征を行う女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)候補の遠征メンバー28人を発表した。

 FWはフッカーの斎藤聖奈主将(パールズ)ら計16人、バックスはFB清水麻有(日体大)ら計12人が選ばれた。7人制のリオデジャネイロ五輪代表からも鈴木彩香(アルカス熊谷)、冨田真紀子(世田谷レディース)ら4人が選出された。サクラフィフティーンは今年8月にアイルランドで行われる第8回ワールドカップ(W杯)に、02年の第4回大会(スペイン)以来、4大会ぶりの出場を決めている。

 今回の欧州遠征では6月3、7日にアイルランド選抜と、11日にウェールズ代表と対戦する。東京都内で行われた会見に臨んだ有水剛志ヘッドコーチは「アイルランドとはW杯でも対戦する。本番の会場も経験できる。厳しい試合を経験して本番に向かいたい」と遠征の目的を説明した。

 12チームが出場するW杯では、日本はフランス、アイルランド、オーストラリアと同じ1次リーグC組に入っている。目標は男女通じて初の8強入りで、斎藤主将は「男子よりも女子が先に8強入りを決めて、ラグビー界に新しい歴史を刻みたい」と意気込みを語った。

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2017年5月24日のニュース