御嶽海 日馬富士に土つける「残されて一瞬、負けが頭をよぎった 素直にうれしい」

[ 2017年5月24日 19:40 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2017年5月24日 )

日馬富士を破り懸賞金を手に引き揚げる御嶽海
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 小結・御嶽海が無敗の横綱・日馬富士に土をつけた。鋭い立ちからもろ差しで前に出て、日馬富士の投げにバランスを崩しながらも体を寄せて追い込んだ。再び四つになって逆転の投げを食らいそうになったが、その瞬間に足を滑らせた横綱の足が俵を割って勝負が決まった。初日の鶴竜に続いて2横綱を破り「立ち合いからスパンと(腕が)入ると思わなかった。横綱も迷ったと思います。踏み込みが良かった」と目尻を下げた。

 土俵際の最後の投げで体が入れ替わり、ヒヤリとしたが「残されて一瞬、負けが頭をよぎった。(勝てて)素直にうれしい。相手が相手なんで、思い切り行こうと思いました」と話した。

 既に6敗している中で、好調の横綱から白星を奪い「贅沢を言えば、2大関にも勝ちたかった。2横綱に勝てたので自信になります。白星が先行している訳ではない。(6敗しているから)残り全勝でいきたい」と欲を口にした。

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2017年5月24日のニュース