ウォリアーズ3戦全勝、敵地でもスパーズに快勝 3年連続ファイナル進出王手

[ 2017年5月21日 14:13 ]

ウォリアーズのデュラント(35)が喜ぶ
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 NBAは20日にサンアントニオで西地区決勝の第3戦を行い、1位のウォリアーズが2位スパーズを120―108(前半64―55)で下して3戦全勝。1989年と2001年のレイカーズ以来となるプレーオフ初戦からの11連勝で、3年連続のファイナル進出に王手をかけた。

 ケビン・デュラント(28)がチーム最多の33得点と10リバウンドをマーク。21得点を挙げたステファン・カリー(29)のプレーオフ通算得点は1795(出場69試合)となり、60年代から70年代に活躍したリック・バリーが保持していたチーム記録(1776=出場66試合)を更新した。

 第2戦で右足のかかとを痛めたセンターのザザ・パチューリア(33)は欠場したが、代わって先発したジャベール・マギー(29)が13分の出場ながら16得点をマーク。クレイ・トンプソン(27)も17得点、ドレイモンド・グリーン(27)も10得点を稼ぐなど先発全員が2ケタ得点を記録した。

 スパーズは第1戦で左足首を痛めたフォワードのカワイ・レナード(25)が第2戦に続いて欠場。すでにガードのトニー・パーカー(35)も脚の故障で失っており、さらにこの日はベンチから出たフォワードのデビッド・リー(34)も第1Qに左膝を痛めてダウン。7月28日で40歳となるマヌー・ジノビリ(39)がチーム最多の21得点を挙げて気を吐いたが、終盤になって点差はじりじりと開いていった。

 ラマーカス・オルドリッジ(31)は18得点、レナードの代役、ジョナソン・シモンズ(27)は14得点をマーク。しかしパーカーの代役、パティー・ミルズ(28)は7得点に終わり、故障者続出の中でチームは苦境に立たされた。

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