川崎 猛追しのいで先勝、篠山主将が導く BリーグCS準決勝

[ 2017年5月20日 05:30 ]

<川崎・A東京>第2クオーター、シュートを決める川崎・藤井
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 バスケットボールBリーグ初代王者を決めるチャンピオンシップ(CS)準決勝(2戦先勝方式)は19日、川崎市とどろきアリーナで川崎―A東京の第1戦が行われ、中地区1位の川崎が東地区2位のA東京を84―76で下して先勝した。川崎は前半を43―37とリード。後半は一時3点差まで猛追を受けたが篠山竜青主将の3点シュートなどで得点を重ねて逃げ切った。川崎―A東京の第2戦と栃木―三河の準決勝第1戦は20日に行われる。

 チームカラーの赤に染まった会場で最も汗をかいた篠山主将が川崎を勝利に導いた。CS3試合で62得点と大舞台にめっぽう強いお祭り男は「準々決勝に続いてシュートタッチが良かった。いいゲームができた」と言葉に力を込めた。

 第3クオーター、A東京のエース・田中大貴の連続3点シュートなどで3点差まで詰め寄られたが、タイムアウト開けのプレーで流れを引き戻した。「強気でいった」とお返しとばかりに連続得点。北卓也監督は「3点シュートも高確率で決まっている。凄いですね」と脱帽していた。

 国立代々木競技場でのファイナルまで残り40分。篠山主将は「勝てたことでチームの雰囲気はいい。入りは失敗だったので、2戦目は出だしからしっかりプレーしたい」と先を見据えていた。

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2017年5月20日のニュース