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【玉ノ井親方の視点】白鵬 相撲勘が戻っている、日馬もいい

大相撲夏場所6日目 ( 2017年5月19日    両国国技館 )

遠藤(右)を押し出しで下した白鵬
Photo By スポニチ

 白鵬は徹底して突き放して取った。普段だったら四つに組んでいたのかもしれないが、今場所の序盤は右を差したり、まわしを引いてから一気に前に出て、勢い余って土俵際で体が流れる場面が何度かあった。ましてや相手の遠藤は左四つを得意にしており、今場所はケガからも復調気配。そうしたこともあって考えて取ったのだろう。ただ、強引に手を出している感じはなかった。相手をよく見て横からいなし、最後は横向きにして押し出した。

 ここまでの取組を見る限り、日に日に相撲勘が戻っている感じがする。その白鵬以上に良かったのが日馬富士。突き放してくる碧山の顎の下に頭が突き刺さるような立ち合いの当たりを見せ、下から両まわしを取って一気に寄り切った。テーピング姿を見て分かるように満身創痍(そうい)だが、場所前は稽古もだいぶやれていたようだ。まわしを取るのも突き放すのもよく考えて取っている。この両横綱に稀勢の里、大関陣がどのような形でぶつかり合うのか楽しみだ。(元大関・栃東)

[ 2017年5月20日 09:20 ]

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