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白鵬6連勝 遠藤を“連打”で圧倒、がん公表獅童へ闘魂エール

大相撲夏場所6日目 ( 2017年5月19日    両国国技館 )

遠藤(右)を押し出しで下した白鵬
Photo By スポニチ

 横綱・白鵬が難敵の平幕・遠藤を左右の“連打”で圧倒し、初日からの連勝を6に伸ばした。初期の肺腺がんが見つかった歌舞伎俳優・中村獅童(44)とはお互いエールを送る間柄。親友を勇気づける白星となった。横綱・日馬富士も全勝をキープし、稀勢の里は2敗を死守。大関獲りの関脇・高安は関脇・玉鷲に押し出されて初黒星を喫した。

 土俵下へ落ちる遠藤を猛追する白鵬の姿はまるで獣だった。不覚を取った九州場所の雪辱を果たし「立ち合いが良かった分、勢いついて最後までいった」とうなずいた。

 難敵を左で張って突き放し、再び左を張って両手で突いた。耐えて逆襲のタイミングを見計らう相手を呼び込んで右のおっつけを浴びせると、土俵際まで一気に押し込んだ。まだ俵で粘る相手に右、左、右と連打。胸元を真っ赤に腫れさせ、戦意をそぎ取り最後は押し出した。

 春場所は右大腿などを痛めて5日目から休場。4月にモンゴルへ一時帰国すると、復活を目指して軍隊が導入しているトレーニングを取り入れ、再来日後も継続した。場所前は150キロ以上の負荷をかけて下半身を強化したが、場所中のこの日も110キロある弟弟子を背負ってスクワット8回を2セット。激しい筋トレで鍛え上げ、「昨日(の御嶽海戦)も片手一本で浮かした」と圧倒的パワーは衰えを知らない。

 18日に親交のある中村獅童ががんを公表した。親友でもある歌舞伎俳優の市川海老蔵とともに昨年の九州場所に獅童が訪れた際には一緒に1001勝目を祝った。獅童とは先月末の千葉・幕張でのニコニコ動画によるイベントでも“共演”し、その後もメールで「頑張りましょう」と励まし合っていた。横綱は「(がんが)早く見つかって良かった。結婚したばかりで、これからだしね。早く治してもらいたい」とエール。メッセージとともに勇気づける勝利を贈った。

 昨年の夏場所を最後に優勝から遠ざかっている。37度の優勝を誇る大横綱は今年に入って元大関・魁皇の通算最多勝利数1047勝を目標に掲げていたが、今場所前には「先を見すぎた」と反省を口にした。原点回帰して目の前の一戦に集中することにした。積み重ねる白星の先に1年ぶりの賜杯が待っている。

[ 2017年5月20日 05:30 ]

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