大人の沙羅MVP「素晴らしい器の人間を目指したい」

[ 2017年5月19日 05:30 ]

SAJの表彰式でW杯のビブをオークションに提供した高梨沙羅
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 全日本スキー連盟は18日、都内でシーズンの表彰式を初開催し、MVPには4度目のW杯総合優勝を果たした高梨沙羅(20=クラレ)が輝いた。大きく背中の開いた大人びたロングドレスで登壇した高梨は平昌五輪金メダルへの意気込みを語るとともに、「競技を終えた後も、素晴らしい器の人間を目指したい」とあいさつした。オークションでは昨季のW杯蔵王大会でつけたゼッケンを提供し、最高額の10万円の値がついた。

 また、スキー文化、競技の発展に寄与した人物を称えるスノー文化功労賞には、歌手の松任谷由実と夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏が選ばれた。ユーミンは「雪は魔法使い。皆さんも魔法の国にたくさんの人をいざなって、たくさんの人に幸せになっていただきましょう」とエールを送った。

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