3連覇挑む稀勢の里 波乱の初日黒星 鶴竜も不覚 白鵬&日馬は万全

[ 2017年5月14日 17:50 ]

<五月場所・初日>嘉風(右)に押し出しで敗れる稀勢の里
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 大相撲夏場所は14日、東京・両国国技館で初日を迎え、左上腕付近のケガを抱えながらの出場となった横綱・稀勢の里が小結・嘉風に敗れる波乱の幕開けとなった。

 37年の双葉山を最後に80年間成し遂げられていない初優勝からの3連覇の偉業に挑む稀勢の里は、左肩をテーピングで固め、結びの一番に登場。左が差せない中、嘉風の押しを止めきれず土俵を割った。

 その他横綱陣では、昨年夏場所以来の賜杯奪回を狙う白鵬が千代の国を、日馬富士は琴奨菊を下して白星発進。鶴竜は御嶽海に押し出された。

 大関は明暗が分かれた。豪栄道は隠岐の海を下手出し投げで破ったが、照ノ富士は遠藤に寄り切られた。

 昨年の九州場所以来2度目の大関獲りに挑戦する関脇・高安は大栄翔をはたき込みで下した。

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