体操NHK杯へ 徳洲会・武田「一番のダークホース」

[ 2017年5月13日 17:37 ]

NHK杯で世界選手権代表入りを狙う武田
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 体操のNHK杯(20日女子、21日男子、東京体育館)を前に徳洲会が13日、神奈川県鎌倉市の体育館で試技会を公開。4月の全日本選手権個人総合で5位に入った武田一志(24)らが仕上がりをチェックした。

 NHK杯は4月の全日本選手権個人総合の得点との合計で争い、2位以内に入れば世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)の代表に決まる。武田は全日本優勝の内村航平(28=リンガーハット)と0・700点差、同2位の田中佑典(27=コナミスポーツ)と0・650点差。つり輪が得点源の24歳は、個人総合での代表入りを見据え、「諦めずにやりたい。上の方に来ないと思われているけど、一番のダークホースなんじゃないかなって思っている」と意気込んだ。

 全日本からあん馬のDスコアを一気に0・6点も上げた。「他の選手はこんなに上げてくると思っていないはず」と不敵な笑みを浮かべる。この日は6種目合計で全日本の85・650点を上回る86・000点をマーク。「もうちょっと余裕がある演技ができたら、もう少し点は上がると思う」と初の世界切符獲得へ闘志を高めていた。

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2017年5月13日のニュース