池田、12番バーディーから好転「とにかく食い下がりたい」

[ 2017年5月13日 14:45 ]

米男子ゴルフツアー プレーヤーズ選手権第2日 ( 2017年5月12日    米フロリダ州ポンテベドラビーチ TPCソーグラス=7189ヤード、パー72 )

第2ラウンド、18番でパーをセーブし、ホールアウトする池田勇太。通算2アンダーで23位に浮上した
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 69で回り23位に浮上した池田勇太(31=フリー)は「きょうはいいゴルフができた」と満足げだった。

 最終組の1つ前でラウンド。前半は風に悩まされた。「フロントナインは苦しい展開だった。10番くらいまで風が強かった」。4番でボギーが先行した。7番で2メートルに付けて取り返したが、8番で落とした。

 「12番のバーディーがきっかけになった。このコースはアウトが意外と難しい、インの方がリズムに乗ればとれる。耐えて自分でチャンスを作るしかないと思っていた」。12番では4IでFWに運んで、残り50ヤードからSWで3メートルに付けてバーディー。これで波に乗った。13番はピン1・5メートルに止めて連続バーディー。さらに15番で10メートルのロングパットをねじ込み、16番パー5も2オン2パットで伸ばした。最終18番はティーショットを右の林に打ち込んだが、木々の間を抜いて2オン。最後は3メートルのパットを決めてパーセーブした。

 初出場で予選を通過した池田は「せっかく良い位置で迎えられるビッグトーナメントの土曜日。いいゴルフを見せて上に行けるようにしたい。初出場の気持ちは忘れて1打でも伸ばしてとにかく食い下がりたい」と決勝ラウンドに向けて気合を入れた。

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