ロケッツ得意の“長距離砲”でスパーズを粉砕。2勝2敗のタイ!

[ 2017年5月8日 15:44 ]

28得点を稼いだロケッツのハーデン
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 NBAの西地区プレーオフは7日にヒューストンで1試合を行い、地元の3位ロケッツが125―104(前半57―43)で2位スパーズを退けて2勝2敗。5日にホームで行われた第3戦は92―103で落としたが、この日は得意の3点シュートを43本中19本決めて快勝した。

 第3戦で43得点を挙げたジェームズ・ハーデン(27歳)は28得点。しかしこの日はチームメートのシューター陣にキレが戻り、ベンチから出たエリック・ゴードン(28歳)は9本中6本の3点シュートを成功させて22得点を記録した。トレバー・アリーザ(31歳)が16得点を挙げれば、ライアン・アンダーソン(29歳)も13得点をマークするなどでハーデンへの“一極集中”を回避。祖父死去という訃報を試合前に受け取ったパトリック・ビバリー(28歳)も10得点と6アシストを稼いでハーデンをフォローした。

 スパーズは第3Q終了時点で15点差をつけられて苦杯。ベンチから出たジョナソン・シモンズ(27歳)が23得点をマークしたが、カワイ・レナード(25歳)とラマーカス・オルドリッジ(31歳)の両主力はそれぞれ16得点に終わった。左脚を痛めて出場が絶望となったトニー・パーカー(34歳)に代わって2試合連続で先発した新人ガードのディジョンテ・マーリー(20歳)は20分の出場で8得点。ベテランのダニー・グリーン(29歳)も3得点に終わるなど、先発ガード陣は精彩を欠いた。

 なおこのカードの第5戦は9日にスパーズの地元サンアントニオで開催される。

 <9日のテレビ放送>

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