チーム・ジョコビッチ解散「人生の新たな区切り」 復権へ「ショック療法」

[ 2017年5月7日 10:29 ]

ジョコビッチ(AP)
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 男子テニスの世界ランキング2位、ノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が5日に自らの公式サイトで「チーム・ジョコビッチ」の解散を発表した。

 06年からジョコビッチを支えてきたコーチのマリアン・ヴァイダ氏に加え、10年近く帯同してきたフィットネスコーチ、フィジオセラピストとも関係に終止符を打った。「彼らの助けなくしてこれまでの素晴らしい足跡はなかった」と感謝しつつ、「簡単な決断ではなかったが、みんな変化が必要だと感じていた」と述べた。

 昨年の全仏オープンで史上8人目のキャリアグランドスラムを達成したものの、シーズン終盤には約2年ぶりに1位から陥落。元世界1位のボリス・ベッカーとは昨季終了時に3年間のコーチ契約を終了し、今季もここまで14勝4敗と好調時の姿を取り戻せないでいる。

 ジョコビッチは今回の決断を「ショック療法」と表現し、「テニスと気力のレベルを上げ続けていきたい。これは人生の新たな区切り。最大のゴールは再びコートで輝きを取り戻すことだ」と決意表明した。7日開幕のマドリード・オープンには第2シードとして出場。2回戦から登場する。

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2017年5月7日のニュース