ＳＲ渋谷が競り勝つ　礼生が前夜の雪辱　残り14秒で勝ち越しフリースロー

Ｂリーグ第３２節   ＳＲ渋谷７８―７６川崎 （ 川崎市とどろきアリーナ ）

　Ｂリーグ第３２節は９試合が行われ、中地区３位のＳＲ渋谷は同１位の川崎に７８―７６で競り勝った。西地区３位の琉球は延長戦の末、同２位の大阪を８８―８３で下し、プレーオフ進出に望みをつないだ。きょう７日はレギュラーシーズン最終戦が行われる。

　前夜は延長の末に負けた相手にＳＲ渋谷が借りを返した。厳しい守りで、リーグ勝率Ｎｏ・１の川崎に食らいつき、最後もエース辻に仕事をさせなかった。プレーオフ１回戦で対戦する可能性のある相手に競り勝ち、テーブス監督は「勝てるチャンスを十分見いだせた」と手応え十分。残り１４秒で勝ち越しのフリースロー２本を落ち着いて決めたベンドラメ礼生は「ハードな守備から走る展開に持ち込めば」と自信を深めていた。