ウィザーズ快勝 地元ワシントンDCでシリーズ初勝利 第1Qに連続22点の猛攻

[ 2017年5月5日 14:20 ]

セルティクス・トーマス(4)のパスを阻止するためジャンプするウィザーズ・ウォール(2)(AP)
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 NBAプレーオフの東地区準決勝シリーズは4日にワシントンDCで1試合を行い、4位ウィザーズが1位セルティクスを116―89(前半63―40)で下して1勝2敗。ホームでシリーズ初勝利を挙げた。

 第1Qでは中盤から4分49秒間で連続22点を奪ってエンジン全開。第3Q終了時点で26点差をつけて早々と勝負を決めた。

 ジョン・ウォール(26歳)は34分出場して24得点と8アシストをマーク。ブラドリー・ビール(23歳)は11得点に終わったが、ベンチから出たボヤン・ボグダノビッチ(28歳)が4本の3点シュートなどで19得点を稼いでチームに勢いを与えた。

 試合は両軍併せて8回のテクニカル・ファウルがコールされるなど荒れた展開。ウィザーズの若手フォワード、ケリー・ウーブレJR(21歳)は第2Qにセルティクスのセンター、ケリー・オリニク(26歳)を両手で突き倒して一発退場を宣告された。オリニクはこの時、すでに「イリーガル・スクリーン」をコールされていたが、その際、顔面を手で押されて倒れたウーブレは起き上がって突進。この退場で第4戦は出場停止処分を科せられる可能性が出てきた。

 セルティクスはフィールドゴールの成功率が35%に低下。頼みのアイゼイア・トーマス(28歳)は29分の出場で13得点にとどまった。対ウィザーズ戦は今季ホームでは4戦全勝だがロードでは3戦全敗。一方、ウィザーズは今プレーオフのホームゲームでは4連勝。“地の利”が勝敗に影響を与えるシリーズになっている。

 <6日のテレビ放送>

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WOWOWライブ 11時〜

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