高安、大関獲りへ存在感示す 日馬転がし「いろいろなもの見えてきた」

[ 2017年5月4日 05:30 ]

日馬富士(右)に土をつける高安
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 横綱審議委員会による稽古総見が3日に行われ、大関獲りに挑む関脇・高安が存在感を示した。平幕相手に6番(4勝2敗)取ってから横綱・日馬富士の胸を借りて4勝6敗。左右の豪快な投げで横綱を転がしただけでなく、もろ手突きなどさまざまな立ち合いも試し「いい稽古をつけていただいた。対策などいろいろなものが見えてきた」と手応えをつかんだ。

 ぶつかり稽古では白鵬に胸を出してもらい、6分間にわたって鍛えられて全身が土で真っ黒となった。「より一層気合が入った。結果を出して恩返ししたい」と大関昇進への意欲を示した。

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2017年5月4日のニュース