AOのオーラから解かれたホープ 1つ順位を上げ49位

[ 2017年4月29日 18:25 ]

 男子ゴルフツアーの中日クラウンズ3日目が行われ、石川遼と同じマネジメント事務所に所属する星野陸也(20)はパープレーの70、通算2オーバーの49位と一つ順位を上げた。前日までの予選2日間は青木功(74)、尾崎将司(70)の偉大なレジェンド2人とのラウンド。2人合わせて144歳、国内ツアー通算145勝の存在感の大きさと技の多彩さに刺激を受け、予選カットを1打上回る50位で決勝ラウンドに進み、この日を迎えた。

 2人が放つオーラの重圧から解き放たれた第3ラウンドは「緊張感がちょっとほぐれました」と1、2番で連続バーディーを奪う最高の滑り出し。ドライビングディスタンス平均293ヤード(ランク19位=前週までのデータ)のショットの飛距離を武器に爆発が期待されたが、3番でボギー。後半の16、17番でも連続ボギーを叩くなど波に乗りきれなかった。「パットが入りませんでした。グリーンの傾斜のきついところが入らなかった」と残念そう。初体験の和合のグリーンの微妙なアンジュレーションに苦しみ「もう少しパットが入ってくれたら…」と話すが、今季のツアー出場資格を争う予選会をトップで通過し、3月には下部ツアーでも優勝したホープ。AOとの同組ラウンドの経験を糧に、最終日のチャージが注目されるところだ。

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2017年4月29日のニュース