優作ハーフ30!2位で3年ぶり予選突破「和合と仲良くなれた」

[ 2017年4月29日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第2日 ( 2017年4月28日    愛知県東郷町 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70 )

<中日クラウンズ2日目>2番、3打目のアプローチを見事に寄せた宮里優作は8アンダーでフィニッシュ
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 6位から出た宮里優作(36=フリー)が通算8アンダー、132で2位に浮上、3年ぶりに今大会の予選を通った。9バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの65をマークした。66で回った今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)が通算10アンダーで首位をキープ。尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)、青木功(74=フリー)のレジェンド2人はそろって予選落ちした。

 宮里はホールアウトするなり、壁を叩いて悔しがった。それもそのはず。1番から全て3メートル以内につけて4連続バーディーで発進しハーフで30をマーク。後半も3つスコアを伸ばしながら、17番でボギー、18番パー4は第2打がバンカーの目玉となりダブルボギーでテンションは一気に下がった。

 とはいえ、首位と2打差の好位置で3年ぶりに予選を突破。持ち味のアイアンショットの切れも戻り、「和合(開催コース)の攻略の糸口が見つけられずにもじもじしていたけれど、やっと仲良くなれた」と胸をなで下ろした。

 33歳でツアー初勝利の“大器晩成型”が今、憧れるのは東北福祉大の2年先輩、谷原だ。年始から世界を渡り歩き、世界ランクを上げてマスターズに出場。今週も松山とのペアで世界に挑む38歳の姿に「トレーニングや技術次第で全然やれる。目指したいし刺激になる」と力を込めた。

 開催コースは名古屋市内の自宅から車で15分で応援が多いのも励みだ。「いい位置にいる。一歩でも前に進もうと思ってプレーしたい」。地の利を生かして頂点だけを目指す。

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2017年4月29日のニュース