カーリング混合、追い上げ及ばず2敗目 小笠原「次に切り替える」

[ 2017年4月26日 05:30 ]

カーリング 混合ダブルス世界選手権第4日   日本9―6ベラルーシ ( 2017年4月25日    カナダ・レスブリッジ )

クロアチア戦で、ストーンを投げる小笠原(右)と阿部
Photo By 共同

 来年の平昌五輪出場枠を懸けて戦っている世界ランキング17位の日本は、小笠原歩(38)と阿部晋也(37)組がA組第4戦でベラルーシに6―9で敗れて2勝2敗となった。日本は開始から4エンド連続で失点して0―8となった。第5エンドに4点を挙げるなど追い上げたが、及ばなかった。24日の第3日は第3戦でクロアチアに11―2で圧勝した。

 日本ペアは前日の勢いをベラルーシ戦につなげることができなかった。終盤に追い上げたものの、開始からの4連続失点でいきなり8点のビハインドは重すぎた。小笠原は「(氷が)滑って、滑って。対応しているようで全然だった。もっと大きくアジャストしないといけなかったのに、なかなか思い切れなかった」と氷の状態に苦戦したことを認めた。

 前日のクロアチア戦はショット成功率が50%に満たない相手に対し、日本ペアは上々の84%で一方的な試合に持ち込んだ。今後に向けて手応えをつかんだとの思いがあっただけに、悔しさも残った。それでも、小笠原は「次に気持ちを切り替える」と言い、阿部も「チャンスをもう少しドローショットでつくれたら、大量得点のチャンスも今後は増やせると感じた」と前を向いた。

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2017年4月26日のニュース