豪栄道が稽古再開 2場所連続途中休場 横綱になった稀勢に「負けない」

[ 2017年4月25日 05:30 ]

土俵上での稽古を再開した豪栄道(右)は大栄翔(左)らと12番取った
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 大相撲春巡業は24日、埼玉県の深谷市総合体育館で行われ、右足首のじん帯損傷により春場所を途中休場した大関・豪栄道(31=境川部屋)が土俵で相撲を取る稽古を再開した。「久しぶりなので感覚とか反応は遅いと思う」というものの、左前まわしを取ってからの力強い寄りなどで平幕の佐田の海、大栄翔を相手に10勝2敗とまずまずの動きだった。

 春巡業は17日の東京・靖国神社から合流。それまでは「体幹などを鍛えた。足もやれるところはやってきた」といい、右足首に痛みや違和感はない。夏場所(5月14日初日、両国国技館)に向けて「あとは感覚だけ」という状態だ。

 2場所連続途中休場の間に、同じ大関だった稀勢の里が横綱に昇進して2場所連続優勝を果たした。「負けないようにやるだけ。とりあえず、もう一度優勝したい」と2度目の賜杯を目標にしていた。

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2017年4月25日のニュース