羽生4回転ルッツ着氷 公式練習で初!平昌へ新兵器

[ 2017年4月23日 05:33 ]

フィギュアスケート 世界国別対抗戦最終日 ( 2017年4月22日    東京・国立代々木競技場 )

練習で決めた羽生の4回転ルッツ=写真は合成
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 男子の羽生結弦(22=ANA)がフリー1位から一夜明けたエキシビションの公式練習で4回転ルッツに着氷した。前夜に今季最後の試合を終えたばかりの世界王者は早くも新たな技の習得に着手。1本だけだったが、大会の公式練習で初めて降りた。

 来季の演技構成については「大きく変える予定はない。SPとフリーで通せていないので」と言った。SP2本、フリー4本の4回転ジャンプを組み込んだ今季のプログラムで、完璧に演じたのは世界選手権のフリーだけだったため、すぐに難度を上げるつもりはない。ただ「多くの種類、回数を跳ばないといけないかもしれないし、コンビネーションを工夫しないといけないかもしれない」とハイレベルな争いに備える予定。羽生にとってトーループ、サルコー、ループに続く4つ目の4回転ジャンプとなるルッツが重要なオプションとなる可能性はある。

 来季は平昌五輪で2連覇が懸かる。「(今季は)久しぶりに難しいことに挑戦する自分がいて、凄く楽しかった。それが五輪前の収穫です」。モチベーションを高く持ってオフに入れそうだ。

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2017年4月23日のニュース