高安 巡業で3勝2敗も「内容に関しては良かったかも」

[ 2017年4月22日 05:30 ]

大勢のファンに囲まれ、サインに応じる高安子供に稽古をつける高安(右)
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 大相撲春巡業は21日、茨城県水戸市の青柳公園市民体育館で行われ、夏場所(5月14日初日、両国国技館)で2度目の大関獲りとなる茨城県出身の関脇・高安(27)が子供との稽古、髪結い実演にも登場し、声援を一身に浴びた。朝稽古では大関・照ノ富士、横綱・鶴竜が土俵に上がったため、関脇以下の申し合いは21番しかなく、高安は5番取って3勝2敗。「番数はちょっと少ない」というものの、よく手が伸びた突きを繰り出すなど「相撲の内容に関しては良かったかもしれない」とプラスに捉えた。

 ぶつかり稽古では平幕・宇良に胸を出し、たっぷりと時間をかけた。「胸を出しているだけでも足腰が鍛えられる」と、番数が少なかった分をしっかり“補てん”した。10勝を挙げれば大関昇進の目安となる三役3場所33勝に到達する関脇は、寸暇を惜しんで稽古を続けていく。

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2017年4月22日のニュース