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羽生、ミス連発7位 天国のプリンスさんに“謝罪”「顔に泥を塗った」

フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日 ( 2017年4月20日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュアスケート国別対抗戦初日>男子SP、演技を終えた羽生結弦(中央)は悔しそうな表情を見せる(後列左から宇野昌磨、樋口新葉、村元哉中、フランシス・ブドローオデ、三原舞依、須藤澄玲、クリス・リード)
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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は男子ショートプログラム(SP)で、世界王者の羽生結弦(22=ANA)はジャンプでミスを連発し、83・51点で7位に沈んだ。今季はSPで完璧な演技を一度も披露できなかった。宇野昌磨(19=中京大)は103・53点で1位。女子SPは三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)は72・10点の3位、樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は71・41点の5位だった。日本は合計44点で首位に立った。

 思わずつぶやいていた。演技を終えた羽生は天を見上げながら「ごめんなさい」と言った。日本チームの仲間に、約1万人の大観衆に、そして天国のプリンスさんに対して、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 冒頭に予定した4回転ループが1回転になった。続く連続ジャンプは最初の4回転サルコーでバランスを崩して右手をつき、3回転トーループをつけられなかった。最初の2つの大技でミスが続けば、得点が伸びるはずがない。自己ベストから27・44点低い83・51点。まさかの7位だった。

 「悪い癖が完全に出てしまった。余計な気持ちが入り過ぎた」

 1年前の21日、SPの「レッツ・ゴー・クレイジー」を作曲したプリンスさんが亡くなった。「プリンスさんの命日だという気持ちを込めて、集中したつもりだった」が、熱い思いは空回り。「こんなんじゃ、顔に泥を塗ったようなもの」と自らを責めた。練習では調子は良く、「変なプレッシャーをかけ過ぎた。それでもできると思っていた」と過信もあった。

 約2週間前の世界選手権でもジャンプでミスが出て5位と出遅れるなど、SPは今季一度もノーミスの演技ができないままに終わった。「結局、最後まで作りきれなかった。SPに対する苦手意識ができ始めている。打破しないといけない」。もともとSPで先行して逃げ切るのが羽生の必勝パターン。王者は来季の平昌五輪シーズンへ向けて危機感を募らせていた。

 21日のフリー。世界選手権では今季初めて4本の4回転ジャンプを完璧に決めて、世界歴代最高得点を更新する223・20点をマークした。「この悔しさを、いい集中力への糧にして、爆発させたい」。ふがいない思いを抱えたまま、シーズンを終われない。世界選手権の再現を狙う。

 ▽世界国別対抗戦の順位決定方法 チームは男女各2選手、ペアとアイスダンスはそれぞれ1組で構成。各種目のSP、フリーで、ポイント(男女は1位12点…12位1点、ペアとアイスダンスは1位12点…6位7点)を獲得。この日、日本は順位ごとの得点合計で44点と並んだが、大会規定で首位となった。全種目で上位2つの順位得点も合計22点で並んだが、男子1位の宇野、女子3位の三原の演技得点で合計175・63点となり、女子1位のメドベージェワ、アイスダンス3位のボブロワ、ソロビエフ組で149・79点のロシアを上回ったため。

[ 2017年4月21日 05:30 ]

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