宇野“安全策”でSP1位「フリーは自分のやりたいスケートを」

[ 2017年4月20日 21:51 ]

<フィギュアスケート国別対抗戦初日>男子SP、100点越えの演技を見せた宇野昌磨
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 宇野が安全策で1位になった。

 男子SPで唯一の100点台を出したが、4回転トーループからの2連続ジャンプで予定した3回転トーループを2回転に変更。直前の6分間練習で不安が残り「4―3回転が4―2回転になってしまった、というよりは、してしまった。チーム戦ということでミスを1つでもしたら大きく順位を落として、迷惑をかけると思った。(4回転の後に)3回転をいけなくもなかったけど、2回転に逃げてしまった。」と説明した。

 「点数は想像していた通り」と語るが、103・53点は世界選手権でマークした104・86点に肉薄。後半のトリプルアクセルでは出来栄えで3点満点の加点を引き出した。演技点では5項目全て10点満点で9点台を並べ、全選手トップの高評価。「昨季からずっとあった苦手意識がなくなってきた」と手応えも得た。

 21日のフリーでは4回転フリップを演技後半に組み込む予定という。「フリーは自分のやりたいスケートをして、チームに貢献したい」と気合を込めていた。

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