テニスの試合中、選手を困惑させた隣接アパートからの“悩ましい声”

[ 2017年4月20日 17:08 ]

試合中に女性の悩ましい声に困惑したティアフォー
Photo By AP

 米フロリダ州サラソタで開催中の男子テニスの「サラソタ・オープン」で19日、女性の“あえぎ声”がコートに響きわたって試合が一時中断するハプニングがあった。

 AP通信によれば対戦していたのはともに米国勢のフランセス・ティアフォー(19歳)とミッチェル・クルーガー(23歳)の2人。ティアフォーが第1セットを取って第2セットに入り、ゲームカウントが3―2となったところでコートに悩ましい女性の声が聞こえ始めた。この試合はテレビ中継されており、実況アナウンサーは当初「スタンドで誰かアダルトビデオでも見ているんでしょうか」と語ったが、その後「どうやらコートに隣接するアパートの一室から聞こえてくるようです」と訂正。最後には「少なくとも誰かが楽しい夜を過ごしているのは確かなようです」と付け加えた。

 困惑したのは試合中の2人。クルーガーは劣勢だったこともあっていらだちを隠せず、音が聞こえてきた方向にラケットでボールを打ち放って“抗議”の意を表明。ティアフォーは何度も苦笑いを浮かべ「そんなにいいのかい?」と、目に見えぬ謎のカップルに向かってコートから問いかけていた。

 なおこの大会はATPのチャレンジャー・ツアー。2010年には日本の錦織圭(27歳)が優勝している。

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2017年4月20日のニュース