復帰の白鵬、正代を圧倒 春巡業で関取と初稽古

[ 2017年4月20日 18:35 ]

 大相撲の春巡業が20日、千葉県の柏市中央体育館で行われ、けがから復帰して17日に巡業へ合流したばかりの横綱白鵬が初めて関取と稽古を行い、小結正代に14戦全勝と力強さを見せつけた。

 右太ももなどを痛めて3月の春場所を途中休場した白鵬は、同場所で敗れた正代に対し、鋭い踏み込みからかち上げたり、左上手投げで転がしたりするなど圧倒し「良かったね。息も上がらなかった」と上機嫌だった。

 5月の夏場所に向けて好調ぶりを示し「全開だね。でも抑えながら残りの巡業を頑張っていきたい」と慎重に話した。

 横綱日馬富士は、夏場所で大関とりに挑む関脇高安に7勝1敗だった。「番数は少ないけど、自分の動きを確かめながらできた」と手応えを口にした。

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2017年4月20日のニュース