長谷川、牧野と仲良し高3ワンツー!レース前に「終わったら抱き合いたいね」

[ 2017年4月16日 05:30 ]

競泳・日本選手権第3日 女子200Mバタフライ ( 2017年4月15日    名古屋市ガイシプラザ )

女子200mバタフライで優勝した長谷川(右)は牧野と抱き合って喜ぶ
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 女子200メートルバタフライはリオ五輪代表の長谷川涼香が初優勝を飾った。2位の牧野紘子とともに派遣標準記録を突破して代表権を獲得した。

 五輪2大会連続銅メダルの星が引退し、後継者である17歳の長谷川は偉大な先輩が持つ日本記録を追って前半から飛ばした。終盤はバテたが、リオ五輪5位相当の好タイムで制し、「6秒前半が出たのはいいこと。星さんがいなくなって優勝しなければいけないと思った」と安どの笑みを広げた。

 2位の牧野とは同じ高校3年生で、同じ所属の練習仲間。個人メドレー専門の牧野が同じ種目にも挑戦し「2バタに出てきてちょっと嫌だな」と複雑な心境となった。ただ、今では切磋琢磨(せっさたくま)していく上で大切なライバルと認めており、レース前には牧野と「終わったら抱き合いたいね」と誓い合っていた。リオでは準決勝で敗退し悔しい思いをした。雪辱を期す世界選手権へ「同じ失敗は繰り返さないようにしたい」と語気を強めた。

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2017年4月16日のニュース