スパーズ地元で先勝 レナード、PO自己最多タイ32得点で貢献

[ 2017年4月16日 14:30 ]

スパーズのレナード(左) (AP)
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 NBAプレーオフの西地区1回戦では全体2位のスパーズが地元サンアントニオで7位グリズリーズを111―82(前半52―49)で下して先勝。カワイ・レナード(25)がプレーオフでの自己記録に並ぶ32得点をマークし、第3Q終了時点で20点のリードを奪って快勝した。

 ラマーカス・オルドリッジ(32)は20得点、トニー・パーカー(34)は18得点を稼ぐなどベテラン勢も奮闘。プレーオフでのこのカードでは通算9連勝を飾った。

 守備のスペシャリスト、トニー・アレン(35)が左脚ふくらはぎの故障で戦列を離れたグリズリーズはディフェンスで苦闘。センターのマーク・ガソル(32)は32得点を稼いで、スパーズに所属している兄パウ・ガソル(36)の得点(6)を上まわったが、チームとしては最大36点差をつけられるなど初戦では本来の持ち味を発揮できなかった。

 西地区全体5位のジャズは敵地ロサンゼルスで4位クリッパーズに97―95(前半52―52)で競り勝って白星スタート。今季のブロックショット王(1試合平均2・64)となったセンターのルディー・ゴベール(24)が開始17秒、クリッパーズのルーク・バームーテ(30)と接触した際に左膝を痛めてダウンするという波乱の幕開けとなったが、チーム一丸となってロードで貴重な勝利をものにした。

 試合は残り13秒、クリパーズのクリス・ポール(32)にシュートを決められて95―95の同点となったが、ベテランのジョー・ジョンソン(35)が終了間際にフローターでシュートを押し込んで劇的決着。ジョソンはベンチから出て31分出場し、チーム最多の21得点を記録してゴベールの穴を埋めた。

 クリッパーズはホームでの初戦で手痛い敗戦。ポールは25得点と11アシスト、ブレイク・グリフィン(28)は26得点を稼いだがゴベール不在のジャズを終始追う展開となり、自分たちのリズムで試合を行うことができなかった。

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