平野初V、中国で衝撃「大番狂わせ」昨年は失笑も「格段に強くなった」

[ 2017年4月15日 22:44 ]

アジア選手権 ( 2017年4月15日    中国無錫 )

卓球のアジア選手権女子シングルスで優勝を決め、喜ぶ平野美宇
Photo By 共同

 「大番狂わせ、相次ぐ」「強力なライバルが現れた」。中国無錫で15日開かれた卓球アジア選手権の女子シングルス決勝。中国メディアの間やインターネット上でも、中国の強豪選手を相次いで破って初優勝した平野美宇(エリートアカデミー)の快挙に衝撃が広がった。

 「この17歳の少女の実力は侮れない。中国チームは警戒を強めるべきだ」。国営中央テレビのスポーツチャンネルのアナウンサーは、平野の優勝について驚きを持って報じた。

 中国スーパーリーグに昨年参戦した平野は中国でも知名度が高い。同リーグではリオデジャネイロ五輪金メダルの丁寧にストレート負けした後、地元テレビのインタビューで「東京五輪で金メダルを取りたい」と話し、失笑を買った。だが14日の準々決勝では丁寧を破り、ネットでは「格段に強くなった」などとたたえる書き込みが相次いだ。

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