小平 単独首位浮上 新妻古閑が紹介、ジャンボ直伝アプローチさえた

[ 2017年4月15日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第2日 ( 2017年4月14日    三重県桑名市 東建多度カントリークラブ=7081ヤード、パー71 )

東建ホームメイト・カップ第2日 18番でクルーザーを背にジャンボ尾崎直伝のアプローチを放つ小平
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 9位から出た小平智(27=Admiral)が7バーディーを奪い、64をマーク、通算9アンダーで単独首位に浮上した。3月4日に結婚した古閑美保(34)の紹介で尾崎将司(70)宅を訪問。ジャンボ直伝のアプローチでボギーなしだった。首位発進の星野陸也(20=フリー)は73と崩れ、通算3アンダーの22位に後退した。

 男は背負うものができると強くなる。結婚後、初試合の小平が64のビッグスコアで単独首位に浮上。「ここに照準を合わせてきた。オフにやってきたことが間違いじゃなかった」と胸を張った。

 5番パー4で第2打を30センチにつけてバーディーを奪うと、9番からは全て3メートル以内につけて4連続バーディー。昨年までシーズン後半に調子を上げることを反省し、3月から打ち込みをするなど早めの調整がショットの切れに表れた。

 ジャンボ直伝のアプローチがさえた。夫人の古閑美保が指導を受けたことがある尾崎将司に、結婚直前に2人であいさつに出向いた。それをきっかけにオフに千葉県のジャンボ邸を数度訪問。アプローチを中心に教えてもらい、SWもプレゼントされた。18番は、そのSWで1・5メートルに寄せてパーセーブ。ボギーなしでホールアウトした。

 「まだ2日目。ミスをなくして、バーディーを取れるところで取るようにマネジメントしたい」

 史上初の夫婦賞金王&女王へ。残り2日、首位の座を守って弾みをつける。

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2017年4月15日のニュース