入江、百背トップ通過 久々の国内戦「不安」は「自信」へ

[ 2017年4月14日 11:31 ]

競泳日本選手権第2日 男子100メートル背泳ぎ予選 ( 2017年4月14日    名古屋市・ガイシプラザ )

<水泳日本選手権>男子100m背泳ぎ予選、トップで通過した入江陵介
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 世界選手権の代表選考を兼ねた競泳の日本選手権2日目が14日、愛知県名古屋市のガイシプラザで始まり、入江陵介(イトマン東進)が53秒73で1位通過した。

 リオ五輪で惨敗した第1人者は今季から米国に拠点を移して参戦。久々に国内の舞台に姿を見せ「一発かましてやろうと思った。まあまあだと思います」と納得のタイムに胸を張った。ただ一方で「予選悪かったらどうしよう」と空回りするこもよぎり緊張感に体が覆われたが、前半50メートルを予定通り25秒台で通過した。

 スタート前の「不安」は一瞬にして「自信」へと変化。そして、「まだこのタイムは遅い。世界は進んでいる。下を見ず、上だけを見てやりたい」と気合をみなぎらせた。東京へ向けた第一歩となる決勝レースへ「状態は100%ではないが、研ぎ澄ませていけばいいタイム出てくると思う」と手応えを口にしていた。

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2017年4月14日のニュース