萩野 タッチの差で6連覇逃す、瀬戸に屈し「やっぱり勝ちたい」

[ 2017年4月14日 05:30 ]

競泳日本選手権第1日 ( 2017年4月13日    名古屋市ガイシプラザ )

競泳日本選手権第1日 男子400メートル個人メドレー決勝 4分10秒44で初優勝した瀬戸(奥)。手前は2位の萩野
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 瀬戸にタッチの差で敗れ、6連覇を逃した萩野は天を仰いだ。「400メートル泳いで0・01秒の差だったので僕自身、今持っている力を出せた」。プロ初戦は五輪で世界一となった種目。「やっぱり勝ちたいなと思いましたね」。

 五輪後に右肘を手術し昨年末から練習を開始。本調子ではない中、前半から飛ばしたが、後半に失速した。自己ベストから4秒ほど遅れ、「思わず(瀬戸と)2人で笑ってました。最後5メートルは腕の長さが半分ぐらいだった」と苦笑いした。世界一となったレースで連覇を阻止され、エースは「記憶に残るレースになりました」と悔しさをかみしめ、残り4種目へと切り替えた。

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